エロスの種子5巻ネタバレ「冬虫夏草」。妻帯者を欲しがる女がエロかわいい!

erosnotane5

男を養分にする「冬虫夏草」女がエロかわいい!
5巻ではコロナ禍でもたくましく生きていくヒナの物語、
もんでんあきこの1話1話で完結するストーリーはエロいけど感動します。

 

 

夜のスナックで働くヒナは
妻帯者と浮気することが生きがいです。

 

 

「嫁よりもキミのほうが何十倍も最高だ」

 

 

妻より自分が良いと言われることが養分で毎日を過ごしているヒナ、
ある日、ヤクザ者から風俗として一緒に一番になろうと誘われます。

 

 

バブルダンサー(風俗嬢)として働くヒナ、
ナンバーワンになりながらも
義父にもてあそばれていた子供時代が悲しいです。

 

 

愛を知らないヒナは、
既婚者の男を略奪していきます。

 

 

すると、自分の愛が満たされていくのです。

 

 

ある日、既婚者の妻に刺されてしまうマキは
相手の妻は逮捕されてしまいます。

 

 

「これで妻はいなくなった、キミと結婚できるよ」

 

 

そういわれると一転してつまらなくなるマキでした。
そいつをフッてしまって
担当医に色仕掛けして新しい不倫を始めます。

 

 

そんな色気のある女性マキの物語、
コロナ禍の中で売れないミュージシャンとハッピーエンドです。

 

 

5巻は1巻まるごとが間接的にストーリーが繋がっています。
最初は風俗嬢マキの物語、
後半はマキを捨てた母が若かった頃の物語です。

 

 

ラストはコロナで誰とも会えなくなった母に
ガラス越しで結婚報告してハッピーエンドです。

 

 

以下最新5巻(冬虫夏草」のあらすじです。
ネタバレ含みますので注意して読んでください。

 

 

エロスの種子19話〜22話「冬虫夏草」のネタバレ

 

 

5巻の時代は今現在、
もんでんあきこさんの作品は昭和の時代を描くことが多いが、
「冬虫夏草」はコロナ禍の今の札幌ススキノが舞台です。

 

 

ヒナはまだ25歳で若くて美しく、
とあるクラブで働いていて
妻帯者を好きになってしまう女性です。

 

 

お客様としてやってきた宇佐美は
妻とはあまり上手くいっていない様子、
少しイケメンなこともあってヒナは一夜を共にします。

 

 

「ヒナちゃんは妻の何十倍もいいよ」

 

 

そんな言葉が養分となって
自分に自信がついてとても嬉しいのでした。

 

 

宇佐美はラブホテル代はもったいないし
クラブにしょっちゅう行くわけでもないので
ヒナのマンションに会いに来るようになります。

 

 

定期的に逢瀬を重ねる二人、
バックで入れているシーンが美しいです。

 

 

ヒナは夜の仕事、宇佐美は昼の仕事なので
一緒にいる時間は短いです。

 

 

「ごめんね、なかなかゆっくり会えなくて」

 

 

「いいの私はそれでも来てくれるだけで嬉しいの」

 

 

男にとってとっても都合の良い女でした、
それにスタイルも良くて感度も最高でした。

 

 

「ああ・・・なんていい女性なんだ、妻より早く会えてたら…」

 

 

そんなセリフがまたヒナにとってはとても心地良いのでした。

 

 

しかしそんな幸せは長く続かず、
ある日、宇佐美の妻は夫を尾行していて
マンションの下で待ち受けています。

 

 

宇佐美の妻はナイフを持っていて、
後ろからヒナを刺してしまうのでした。

 

 

「ち、千晶!やめろー!」

 

 

意識が遠のく中、怒り狂った奥さんの顔が見えます、
宇佐美はそれを止めて
ギリギリ一命をとりとめることができたヒナです。

 

 

これがキッカケで宇佐美は妻と離婚することができます。
妻は逮捕され、宇佐美はよろこんでヒナの元へ行くのです。

 

 

「ヒナちゃん、これで俺たちは安心して暮らせる一緒にやり直せるね」

 

 

するとヒナは逆に冷めてしまうのでした。

 

 

(あれっ、この人ってこんなつまらない顔してたっけ…)

 

 

「ごめんなさい、もうあなたに興味が無くなったわ」

 

 

独身になった宇佐美に興味がなくなって別れを告げます。

 

 

すると次は、
刺されて入院中に担当してくれている医者が
とてもシブくてかっこよく見えてきます。

 

 

ヒナは病院の担当医に色目を使い始めるのでした。

 

 

「だいぶ、傷も良くなってきたね」

 

 

担当医が腰を少し捲し上げて患部を触ると
その触っている手を絡めてきて
その場でエッチなことを誘うヒナです。

 

 

美人でエロスなヒナにすぐに落とされてしまうお医者さんです。
彼もまた指輪をしていて妻帯者です。

 

 

(だって、栄養を取らないと死んじゃうんだもん)

 

 

冬虫夏草とは、
昆虫の幼虫の中に寄生する植物。

 

 

寄生された幼虫は養分を取られて干乾びます。
その代わり冬虫夏草は美しく育つ植物です。

 

 

エロスの種子ネタバレ20話(冬虫夏草2)

 

 

引き続きヒナの物語。
クラブで働きながら好きになるのはいつも妻帯者、
遊ばれてフラれると同棲しているボーイのところへ行きます。

 

 

「うぇーん、竜ちゃん、また奥さんがいたの」

 

 

そんな自由きままで美しいヒナを
クラブのボーイの若い男の子は惚れています。

 

 

竜ちゃんのアパートでキスして交わる二人です。
彼はボーイなのですぐに店をクビになりました。

 

 

「おい、ボーイは店の子好きになったらクビだぞ」

 

 

「あ、じゃあ俺、ボーイ辞めまーす、ヒナちゃんが好きなんで」

 

 

イケメンの龍くんは
あっさりした性格で、ギターが上手くて有名になりたいと思っています。

 

 

ヒナもイケメンで夢を追いかける龍くんが好きです。
初めて年下の彼氏ができた瞬間でした。

 

 

そしてヒナと龍くんはセフレになり、
龍くんは有名になろうと作曲していきますが
まだ売れてなくてヒナのマンションに居候、いわゆる”ヒモ状態”です。

 

 

定期的に交わっている二人、
だけどヒナはそれだけでは満たされなくて
また既婚者を求めてしまうのです。

 

 

エッチしながら竜ちゃんとヒナは会話しています。

 

 

「なんで、奥さん持ちの人がいいの?僕がいるのに・・・」

 

 

「だって、奥さんより私を選んでくれるってのがいいのよ」

 

 

騎乗位でゆっさゆっさしながら話しているヒナ、
実は幼少時代は辛い過去があったのでした。

 

 

それは母が再婚したときのこと、
その再婚相手の義父から14歳のとき抱かれたのです。

 

 

母は仕事一筋の弁護士で、
家を空けることが多く、愛ももらえませんでした。

 

 

そんなある日、家で義父に無理やりやられます。
その時、母から嫉妬の目で見られたことが快感だったのです。

 

 

「あなたが誘ったんでしょ!」

 

 

母の嫉妬の目が快感になって、
それ以降、他の女性のモノの男性を略奪することが嬉しいのです。

 

 

「今は私好みの既婚者で、お医者さんなの」

 

 

セフレの龍くんには何でも応えちゃいます、
既婚者のお医者さんと浮気をしてきたと言います。

 

 

「はぁ・・・つまり既婚者と浮気をして俺に会いに来たと・・・」

 

 

あきれてしまう竜ちゃん、
だけどその続きがあるのでした。

 

 

「ねぇ、聞いてよ、イクときに私の名前じゃなくて奥さん(愛という名前)を言ったのよ!」

 

 

「なんと!」

 

 

ヒナはそれが悔しくて、
今度の日曜日にもう一回お医者さんとデートをすると言います。

 

 

それは、お医者さんが奥さんに会わせてあげるからというからです。
興味がわいたヒナでした。

 

 

しかし次の日曜日、
行った場所は墓地でした。

 

 

奥さんは5年前に死んでいて、
今でも奥さんを思い続けているお医者さんです。

 

 

(なんだ・・・これじゃあどうあがいても私は勝てないじゃない)

 

 

急に冷めてしまったヒナ、
お医者さんに文句を言って帰ります。

 

 

「ヒナちゃん、人は愛がなくても生きていける、大丈夫さ」

 

 

「なんか、いいようにいったけど私のカラダが欲しかっただけでしょ、さよなら!」

 

 

今でもずっと奥さんの事を思っていたお医者さん、
愛がもらえなくて勝てないくやしさで、
帰りの一人道、泣いてしまうヒナでした。

 

 

「死んでも愛してもらえている奥さん、うらやましいなぁ・・・」

 

 

幼少時代から一度も愛をもらえなったヒナ、
そしてずっと浮気相手の2番めでしかないヒナでした。

 

 

竜ちゃんがそばにいて好きでいてくれることに気づいていません。

 

 

その足で竜ちゃんに会いに行くと、
今度は竜ちゃんからフラれてしまうヒナです。

 

 

「あのさ、デビューが決まったんだ・・・」

 

 

「おめでとう!やったね!」

 

 

「それでね・・・スキャンダルはダメだから身辺整理しろって・・・別れよう」

 

 

クラブで働いていて、
浮気が大好きなヒナとは付き合えなくなってしまう竜ちゃんです。
本当はヒナと結婚しておきたかったのに。

 

 

ヒナは今さら竜ちゃんを求めます、
だけど竜ちゃんは次のステージにいかなければならないのでした・・・。

 

 

「長い事一緒にいて、僕の気持ち、分からなかった?」

 

 

こうしてヒナは独りぼっちになります。
街ではコロナウイルスが蔓延しはじめていました。

 

 

(どうしよう・・・私が枯れていく・・・)

 

 

冬虫夏草のヒナは誰かから愛をもらえないと生きていけません、
コロナで人と会うこともできなくなり、
さらに寂しい気持ちになってしまったヒナです。

 

 

 

エロスの種子ネタバレ21話(冬虫夏草3)

 

 

21話ではコロナ禍の中、ヨリを戻す二人です。
ベッドでカニばさみで彼のモノを深く受け入れ、
キスしながら交わるシーンが最高です。

 

 

そしてヒナがなぜ人から奪う女になったのか、
それは義父がロリコンだったからでした。

 

 

再婚した母ではなく、
義父は最初からきれいな娘のヒナが目的でした。

 

 

母は嫉妬に狂い、
思いもしない言葉を吐いてしまいます。

 

 

「ヒナ、あんたが誘ったんでしょ」

 

 

14歳のときに言われた一言で、
誰も信じられなくなり、
そして奪われる可哀想な側に回りたくないヒナです。

 

 

そんなヒナを愛で包んでくれたのは竜ちゃんでした。
コロナのせいでデビューがダメになって、
もう一度会いにいった竜ちゃんでした。

 

 

「やっと、超濃厚接触できるよ」

 

 

「バカw」

 

 

ヒナは竜ちゃんから愛をもらうことで、
妻帯者を寝取ったりすることも辞めます。

 

 

ある日、彼は成功しSNSを通じで曲が売れていきます。
ヒナは竜ちゃんを家庭的に支えるようになります。

 

 

(私の中から命の芽が出ているのが分かる・・・)

 

 

冬虫夏草が、他人からの養分じゃなくて
自分が愛を与えてあげて(竜ちゃんに)生きていこうと決心するヒナです。

 

 

3話に渡って冬虫夏草はハッピーエンドです。

 

 

23話では冬虫夏草のヒナの母親の物語です。
母がどうして冷たい女になってしまったのか、
彼女にも真実があり、泣けてくるストーリーです。

 

 

エロスの種子ネタバレ23話(少女)

 

 

冬虫夏草の母親の物語、
時は昭和になり、母は若くしてヒナを産んでいます。

 

 

それは学生結婚でした、
夫はとてもイケメンでした。
若いがゆえに夢中で交わりすぎて、ある日妊娠してしまいます。

 

 

おろすことはせず、
若い二人で育てていこうとしたのですが、
やはりうまくいかず離婚してしまうヒナの母です。

 

 

「ほら、そらみたことか」

 

 

イケメンの夫とは別れて実家に帰ってきたヒナの母、
母親から言われてしまいます。

 

 

「赤ん坊は私は見てあげるから、あとは学業に専念しな」

 

 

母は悔しい思いで勉強に専念し、
司法試験に合格、弁護士になるのでした。

 

 

その代わり子供はおばあちゃんが育て、
仕事が多忙なこともあってヒナに愛が注げませんでした。

 

 

そんなシングルマザーだった母に
近づいてきたクソ男がいました。

 

 

オフィスの机に飾っていた娘(ヒナはイケメンの父に似てかわいい)を見て、
男は言います。

 

 

「かわいいお嬢さんですね」

 

 

法律事務所のバイトとしてやってきた彼は
ヒナの母親の心に滑り込み、再婚します。

 

 

でもそれはロリコンでヒナ目当てだったのです。

 

 

専業主夫としては立派だった再婚相手のクソ男、
でもある日、ヒナが14歳のときに性行為をしています。

 

 

偶然に自宅に帰ったヒナの母が発見し、
通報、クソ男は逮捕されて離婚しました。

 

 

「あんたが誘ったんでしょ」

 

 

嫉妬で、口が滑ってしまった母・・・、
ヒナはそれからというもの心を閉ざしてしまいます。

 

 

ヒナの母はコロナ禍のなか、
病気で一人で療養しています。

 

 

「あれから8年も経ったのか・・・あの子は元気にしてるのかしら」

 

 

ふいに自分の虚しさに気付き、反省している母です。
その時、ヒナが病院にやってきます。
隣には竜ちゃんもいました。

 

 

「お母さん、久しぶり、私この人と結婚するの」

 

 

「認めてほしいわけじゃないけど、ただ報告したくて・・・」

 

 

いつもは冷たく拒絶する母も、
ずっと反省していたこともあって涙を流して喜びます。

 

 

「ありがとう・・・竜さん、この子をよろしくお願いいたします」

 

 

ヒナは母に心を閉ざしていたけれど、
自分から愛を与える女性に変化していました。
竜ちゃんのおかげです。

 

 

「お母さんありがとう、産んでくれて。私、生まれてきて良かったって思ってるの」

 

 

コロナが収束したら
結婚式には出席してほしいと願うヒナ、
ガラス越しに手を合わせる母とヒナでした。

 

 

エロスの種子5巻のネタバレでした。

 

 

5巻はそれぞれの話が繋がっているストーリーです、
1話1話でエロくて面白いけれど、
最後は泣いてしまうストーリーが最高です!

 

 

エロスの種子5巻を読むならコチラからすぐに読めます。
↓↓↓

 

イーブックジャパンは
本棚形式になっていて読み直すときにとても分かりやすいです。


ページの先頭へ戻る