【エロスの種子】7巻「フィルター」ネタバレ。美人アシスタントとの情事は無料で読める♪

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エロスの種子7巻の29話、
臨時バイトの女の子が真面目でかわいい!

 

 

29話「フィルター」では、
臨時でお手伝いにやってきた女子が
ブサイクな主人公に惚れてしまうところが見どころ♪

 

 

お手伝いにきた女子には
彼がとてもカッコよく見えてしまうんです。

 

 

なぜかというと、
エロ漫画家の主人公が
女性にとって、とても優しいストーリーを描いていたからでした。

 

 

同人誌好きのこの女性アシスタントは
途中から惚れてしまいます。

 

 

経験はないけれど
エロの知識は豊富な主人公、
彼女を優しく愛撫するシーンが素敵ですw

 

 

エロスの種子7巻は
U-NEXTだと無料で読めます。

 

 

ブサイクな主人公は漫画家で大成功していますが
全くモテない生活を送っていました。
自分がブサイクなので恋はあきらめていたのです。

 

 

 

しかしそこに”まこと”という名前で
臨時で募集したアシスタントが男ではなく女だったんです。

 

 

 

ひたむきに毎日頑張ってくれるまことちゃんに
主人公は好きになってしまいます。

 

 

 

そしてなぜだかまことちゃんも
ブサイクな主人公(漫画家)をかっこよく見てくれていている・・・。

 

 

 

 

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エロスの種子29話「フィルター」のあらすじ

ネタバレ含みますので注意して読んでください。

 

 

久米くん
「先生は恋をしているんですよ、だから彼女がキレイに見えたり、僕にヤキモチを焼く。」

 

 

彼女に恋をしてしまったせいで
彼女を見るときに目に”恋のフィルター”がかかって
美人に見えてしまうのです。

 

 

「僕には、彼女は最初っから見た目は変わりませんでした」

 

 

(そうなのか…フィルターって、カメラのレンズについているやつ…)

 

 

そう言ってアシスタントの久米くんは
主人公の背中を押してくれます。

 

 

「明日、お誘いして好きと、気持ちを伝えるだけ伝えてみましょうよ」

 

 

翌日、喫茶店で待ち合わせした彼女は
さらに美人になっています。

 

 

マフラーを外して首筋がキレイで
そして眼鏡の奥から大きい瞳が見えます。

 

 

(やばい…可愛いすぎて…)

 

 

彼女に気持ちだけ伝えた主人公です。

 

 

女子アシスタント
「えっ・・・」

 

 

顔を赤らめている女子アシスタント、
恥ずかしそうにしています。

 

 

あわてて主人公ははぐらかします。

 

「いや、これはただ自分の気持ちを伝えただけだから、スルーしておいて!」

 

 

そして、それが理由で
アシスタントに採用できないことを告げて立ち去ろうとすると、
彼女が引き留めるのでした。

 

 

「あの…私も気持ちを伝えていいですか…」

 

 

「えっ、は…はい…」

 

 

もう一度席に座る主人公。
そして彼女は主人公のことが好きになってしまったことをいうのです。

 

 

「確かに、最初は漫画が好きであこがれてました…でも、女性のことを優しく描く先生に…」

 

 

エロ漫画とはいいながらも恋愛シーンがとても丁寧で、
女性のことを優しくしてくれる…。
仕事をしているうちに先生の内面をみて、好きになってしまった女子アシスタントでした。

 

 

「私も、先生のことが好きです」

 

 

「漫画の中の女性のようにやさしくしてくれたら…実は、私は経験がないんです」

 

 

「えっうそでしょう、そんなにかわいいのに!」

 

 

主人公にとっては彼女はとてもかわいく見えます。
でも、本当はごく一般的な見た目でした。

 

 

「えっ、どこがですか?!こんなキモイオタク女子…」

 

 

「それは僕のほうだよ、不細工でネクラで…」

 

 

女子アシスタントは言います。

 

 

「いいえ!先生はカッコイイです!イケメンじゃないかもしれないけど、渋くてステキなんです」

 

 

(はっ…もしかして彼女にも恋のフィルターがかかってる…??)

 

 

真面目に見つめている彼女、
そして主人公はひとつ、お願いをしてみます。

 

 

「上澤さん、今スケッチブック持ってる?僕の、、似顔絵お願いできる?」

 

 

喫茶店で似顔絵をお願いする主人公、
美大卒の彼女はいつでもスケッチブックを持っていました、
そして主人公の似顔絵を描き始めます。

 

 

主人公は恥ずかしくて
斜め下を向いてジッとしています。

 

 

「すみません、時間がかかって、、できました。」

 

 

出来上がった似顔絵はとてもかっこよくて、
まるで自分ではないようでした。

 

 

涙ぐんでしまう主人公です。
なぜなら、自分のことをこんなにもよく見てもらったことは
女性からは一度もなかったからでした。

 

 

とてもかっこよい似顔でした。
本当の主人公の素顔がここで出てきます。

 

 

本当の彼はブサイクです。
涙を流しながら似顔絵を見ている主人公。

 

 

(恋のフィルターのせいでブサイクな自分のことも、彼女からは気持ち悪く見えていなかったのでした)

 

 

「せ、、先生、どうしたんですか…?」

 

 

それから、二人は恋人同士になります。
アシスタントとして正式採用はしませんでした。

 

 

ピンチのときは彼女に手伝ってもらい、
久米くんも、彼女を名前呼びすることはなくなりました。

 

 

「上澤さん、デジタルの上達早いっすね!」

 

 

いい距離感でいてくれる男性アシスタントの久米くん、
そして恋人同士なった主人公と上澤さん。

 

 

たまに手伝ってくれ、作画してくれている彼女の横顔、
今でも、美人に見えています。

 

 

「この人は、ずっとキレイだ・・・」

 

 

そしてベッドシーンですw

 

 

エロマンガ家の主人公、
経験はなかったですが知識はとても豊富で、
まこっちゃんをやさしくリードしてあげています。

 

 

「あっ・・・せ、せんせい・・・」

 

 

(誰がなんといおうと僕はこの人が好きだ…)

 

 

愛しあう二人です、、
彼女の大きめな胸をしたからもちあげ、
やさしく舐めている主人公ですw

 

 

「好きです…」

 

 

「僕も、、すき…」

 

 

こうして恋人同士になって公園でデートしていると
少し不安になってしまう主人公、
それは恋のフィルターが溶けてしまうかもしれないからでした。

 

 

「今はいいけど、もしこのフィルターが壊れてしまったら僕は…」

 

 

「そうですね、、いつかは…でも…」

 

 

美しい横顔に見えてしまう彼女の横顔。
フィルターをメンテナンスしていきましょうと
彼を励ましてあげるのでした。

 

 

近くを老夫婦が横切ります。

 

 

「長持ちさせましょう、いつかは年を重ねて、それなりの外見になります♪」

 

 

幸せそうな老夫婦を見ながら、
主人公を女子アシスタントはベンチに座っています。

 

 

外見を気にしないくらい年を重ねても
二人でずっと幸せに生きていく…

 

 

ブサイクでも1つを徹底して頑張れば
いつか女性にモテる時が来る、

 

 

そう思わせてくれた一作でした!

 

 

エロスの中にも感動がある、
もんでんあきこさんの作品は最高です。

 

 

 

エロスの種子 30話「湖畔」

 

 

エロスの種子30話も面白い!

 

 

最後にヤルだけやりまくって
高級旅館の湖で心中するつもりのカップル、
ゴム無しで交わるシーンが激ヤバです。

 

 

最後なんだからと、
女はヒノキの露天風呂で即マッパ、、
気持ち良すぎて中にいっぱい出しちゃう男です。

 

 

しかし、突如現れた女の子の幽霊に止められて
もう一度人生をやり直すところが見どころです。

 

 

30話は、高級旅館に泊まりに来たカップルが
高級な和室のお部屋で
いろんなシチュエーションでエッチしちゃってます。

 

 

以下、ネタバレ含みますので注意して読んでください。

 

 

登場人物

 

 

池内カップル…浮かばない顔で高級旅館にやってきた、
       無銭宿泊しようとしている。

 

 

女将…老舗の旅館を改築して
   高級旅館に大成功させている肝っ玉女将

 

 

女の子(幽霊)…見える人にしか見えない可愛い女の子
        実は女将の5歳で死んでしまった娘。

 

 

 

とある大きな湖の隣に
古びた旅館がありました。
でもそこは改築して高級旅館にして大成功しています。

 

 

 

今は富裕層や、
お金を奮発した若い夫婦に人気で
お客さんはそれなりにキレイな身をしてやってきます。

 

 

そんな中ある日、
そこに、少しみすぼらしい二人の男女が泊まりにやってきました。

 

 

みたところ、30代前半のカップルです。
男は少し気が咎めている様子です。

 

 

「おい、本当にいいのか、こんな豪華な客室で」

 

 

上品な女将さんに案内しにやってきます。

 

 

「ようこそ、池内さま、お待ちいたしておりました」

 

 

こうして部屋に案内されると、
そこはとても豪華な和室で2部屋もあり、
専用のヒノキ風呂も用意してあります。

 

 

「それでは、お食事までごゆっくりおくつろぎください」

 

 

あまりお金持ちじゃなさそうな二人にも
接客してくれる女将さん、
優しい笑顔で去っていきます。

 

 

すでに明日は心中を決めているカップル、
男は無銭宿泊が申し訳なさそうですが、
女はもう吹っ切れています。

 

 

「本当にいいのか・・・金もないのにこんないい宿に泊まって」

 

 

「いいのよ、いまさら、最後に贅沢しようっていったのあなたじゃないの」

 

 

明日、
ここの隣の湖に身を投じるつもりの二人です。

 

 

「そのあとのことは知ったことじゃないわ」

 

 

最後に高級旅館で無銭宿泊です。

 

 

「さあ、最後に贅沢しよ!」

 

 

連れの女性は服を脱ぎ始めます。
ハダカになって部屋にあるヒノキの露天風呂に。

 

 

やや疲れ果てた表情のダンナ、
でもヒノキのお風呂に二人で入ると極楽気分です。

 

 

「いやぁ〜、気持ち良すぎる…」

 

 


「こんな極楽な気分、久しぶりだわ…」

 


「借金もふみたおし、ここの宿代も払わない、俺たちは地獄行き確定だな…」

 

 

考えてどうにもならないことは考えない、
そう言って、女は自分のカラダに男の手をもってきます」

 

 

「涼子・・・」

 

 

「今はかんがえない、楽しみましょ」

 

 

お風呂でキスをする二人、交わるシーンがキレイです。

 

 

寝室にいき2回目、
女性はそのままナマで入れていいと言います。

 

 

「い、いいのか?生で・・・?」

 

 

「明日は心中するのになんで避妊すんのよ、きて」

 

 

生でいれて、とても気持ちよくって
涙を流しながらインサートしていく男です。

 

 

「こ、こんなに気持ちがいいなんて…うっ」

 

 

女は足をカニのように男の腰にビッタリくっつけて、
体をのけぞらせて感じています。

 

 

「んっ、んあっ」

 

 

そのあと、豪華な懐石料理、
そして旅館のバーでおいしいお酒を飲む二人。

 

 

最後の晩餐です。

 

 

そして寝る二人に、突如アクシデントがやってきます。

 

 

”コンコンコン” 

 

 

「おかあさーん、開けてー、」

 

 

客室の入り口の向こうには
5歳くらいの幼い少女が、部屋を間違ったようでした。

 

 

「どうしたの?」

 

 

謎の少女
「ひとりで大きいおフロにいったら帰り道がわかんなくなっちゃったの」

 

 

どうせ、お金持ち夫婦のお金持ち子供が迷ってきたんだろうと、
ちょっとめんどくさそうに、
二人はロビーまでこの少女を連れていきます。

 

 

「ミカちゃん、一緒にロビーにいきましょ、そしたらお母さんとあえるよ」

 

 

しかしロビーには誰もいません。
フロントの人さえもいませんでした。

 

 

すると謎の少女は外へ二人を誘おうとします。

 

 

「ほら、今は気嵐がでていてとてもきれいなんだよ、おいで」

 

 

子供が先に外へ走っていきます、
危ないと、二人は追いかけます

 

 

「あっ、寒いよ!まって」

 

 

高級旅館にはコートが常備おいてあり、
それを着て外へでると素晴らしい景色でした。

 

 

湖に、水蒸気がまるで嵐のように舞い上がっています。
朝日がそれを照らし、幻想的な光景です。

 

 

二人のカップルはそれを見ると言葉を失います、
ここで人生を終わらせるつもりだった湖…
その美しい景色に涙を浮かべるのでした。

 

 

みると、少女はその気嵐(つまり湖の中)の方へ走っていきます。

 

 

「ここには神様がいるんだって、だからここで命を捨てちゃダメなんだよ」

 

 

二人のカップル
「えっ・・・」

 

 

まるで自分たちが心中するのを知っていたかのような少女、
そして少女は湖の中へ走って消えていきました。

 

 

「っちょ、危ない!そっちは!あれっ・・・消えた・・・」

 

 

後ろから、朝の掃除をしていた女将さんが
ちょうどその時にやってきました。

 

 

女将さん
「おはようございます、池内さま」

 

 

「あっ女将さん、今、女の子が湖に!」

 

 

女将さんは落ち着いた様子で答えます。

 

「今は、女のお子様はお客様におられませんよ」

 

 

呆然とする二人、
そしてロビーに行き、女将さんは二人に
不思議な出来事がたまに起きるとお話しするのです。

 

 

「ここには、神さまがいらっしゃいます。池内さまの奥様、
おなかの中に命が宿っていらっしゃいますね」

 

 

「えっ!」

 

 

「おそらく、今日出た幽霊は未来の姿でお二人の前に出てこられたのかも…
私は、生きたいと・・・」

 

 

あのとき、女の子が涙を浮かべて
部屋を間違ったといったときの顔がよみがえります、
それは、私を殺さないでとお願いしていたのでした。

 

 

涙がブワっと出る女性、
そして二人で心中することを女将に打ち明けるのです。

 

 

「本当は、私たちは最後にここの湖で心中しようと思ってきたのです」

 

 

男も泣きながら謝ります

 

「申し訳ない、宿代もないのでチェックアウトの前に・・・」

 

 

すべてを見透かしていたかのように
女将さんは落ち着いて答えます。

 

 

「お代は、けっこうですよ、もう一度頑張って、生活を立て直して、
余裕ができたら、そしたらお支払いしてくださいね」

 

 

「今は、思いとどまったことがとてもいいことです♪」

 

 

女将の笑顔がとても印象的で、
命を絶とうと思っていた二人は
もう一度やり直そうと思うのでした。

 

 

「私、この子生みたい!生きたい!頑張るわ」

 

 

いつか必ず、宿代を持って戻ってくると
そう言い残して去っていく二人のカップルでした。

 

 

女将は、落ち着いています、
番頭と話しています。

 

 

番頭
「女将さん、おみごとでした、私もあのカップルには気になっていて」

 

 

「心中するつもりできた宿泊客は、顔を見れば分かるわよ」

 

 

「それにしてもすごいです、女性のほうは妊娠していることも見抜いて…」

 

 

「そんなの・・・、最後の時に避妊することなしないし、心当たりがあるだけで充分なの」

 

 

女将さんの肝っ玉の大きさに感服する番頭でした。

 

 

とにかく、ここの高級旅館で事故が起こらず、
無事に切り抜けた女将さん、
そして湖に消えた少女について語ります

 

 

「あの湖に消えた女の子は、私の娘かもしれないわね…」

 

 

たまに宿泊客から話は聞くけれど、
自分は見ることがないといいます。

 

 

「親としては・・・あの子に成仏してもらいたのだけれどもね…」

 

 

それは旅館を守る”座敷童”として
まだ成仏をしていない自分の娘だったのです。

 

 

老舗の高級旅館が人気な理由は、
この幽霊の女の子のおかげかもしれませんね。

 

 

エロスの種子30話のネタバレでした!

 

 

 

〜エロスの種子31話のあらすじ【花冷え】〜

 

 

 

エロスの種子31話のオフィスレディがかわいい!

 

 

普段は真面目でうつむき加減な経理の女子、
実はエッチ好きなんです。

 

 

31話「花冷え」では
セフレが欲しいと思っている真面目系OLが
イケメンと居酒屋で出会います。

 

 

セフレな友達関係でうまくいっていたのに
3年続くと別れることに。
すると、なぜだか涙が止まらなくなってくる彼女のシーンが見どころです。

 

 

以下、ネタバレ含みますので注意して読んでください。

 

登場人物

 

 

夕貴・・・恋とか恋愛はムリ。
     男とはカラダの関係だけで楽しみたい。

 

 

隼人・・・同じく女性とエッチすることはできても
     恋愛はできない。
     そのうち同性が好きだと分かってしまう。

 

 

 

 

夕貴は一人で飲んでいます、
男とセックスは楽しめるけれど、
恋愛だので楽しく話したりするのはムリだからです。

 

 

するとある日、
隣で若いカップルがもめています

 

 

「もう!私のことは遊びだったのね!」 

 

 

バシャっつとコップの水をかけて去っていく女、
まるでドラマのワンシーンのような光景で
夕貴は驚いています。

 

 

男が振り返って謝ります。

 

 

 

隼人
「すみません、ひっかかりませんでしたか」

 

 

振り向くと男はとてもイケメンで
夕貴のタイプでした、年下のようです。

 

 

(あらま・・・水も滴るイイ男・・・)

 

 

 

「あーあ・・・だから初めから”恋愛はできない”って伝えてたのにな」

 

 

そんな独り言を聞いて、
夕貴はハッっと2度見します、
それは自分と同類の考え方だったからです。

 

 

(えっ、もしかしてこの人、私と同類・・・?」)

 

 

その後、思い切って話しかけ、意気投合する二人、
別に育ちが悪かったわけでもない、
だけど恋愛だけは苦手は二人だったのです。

 

 

「いやー、話せるねー!隼人くんだっけ」

 

 

 

「僕こそ、こんなにぶっちゃけられたの初めてっす!」

 

 

 

こうして二人はその日にホテルへ、
カラダの相性もバッチリでした。

 

 

(ヤバイっ・・・めっちゃキモチいい!)

 

 

こうして夕貴はイケメンの隼人と
カラダの関係はアリアリのいい関係ができるのです。

 

 

「えっ、隼人くんってまだ大学生だったの!ごめんねこんなオバチャンとw」

 

 

すると隼人は嬉しそうに言います。

 

 

「いえいえ、夕貴さんだってまだ20代でしょ、さっきとギャップありすぎw」

 

 

 

隼人くんはまだ就職活動中でイラストレーター希望、
だけどつい先日、
エロ漫画家のアシスタントになれたといいます。

 

 

「僕、あこがれのちあき先生のアシスタントになれたんすよ」

 

 

7巻、30話「フィルター」で登場する
脇役、イケメンアシスタントのサイドストーリーです、
彼は恋愛ができない性格だったのです。

 

 

夕貴
「へぇー、同人誌、コミケ、わかんないや」

 

 

「夕貴さんは何の仕事してるんですか?」

 

 

「私?んとね、ウェディングプランナー」

 

 

「すごいっすね!」

 

 

と、いいながらも実はウェディングプランナー会社の経理事務、
とても地味な仕事内容だった夕貴です。
彼にはとても言えません。

 

 

仕事中は誰とも話さずに
笑顔もなく、つっけんどんな性格で
社内の男性からも女性からも好かれてはいない夕貴でした。

 

 

いつもメガネをかけて自分を出さずに仕事しています。

 

 

(結婚・・・か、私には無縁だ)

 

 

他人のウェディングドレスを毎日のように見ます。
幸せそうな花嫁をみると、
自分がとても劣等感をおぼえてしまう。

 

 

ストレスがたまる毎日、
そんなときは、隼人くんに連絡してみるのです。

 

 

(今晩会える?)

 

 

ベッドの上で思いっきりのけぞっている夕貴、
彼は夕貴の両腕をにぎって
下から正面からズンズン突いています。

 

 

そして交わりが終わると、
隼人くんは笑顔でビールを渡してくれます

 

 

「夕貴さん、カンパイして、僕、就職先決まったんだ」

 

 

有名漫画家のアシスタントになれた彼は
とてもうれしそうに話します。

 

 

それがなんだか自分のことのようにうれしい夕貴、
初めてエッチだけじゃなくて
人と人とのコミュニケーションも取れるようになったのです。

 

 

「おーっ!おめでとう!」

 

 

ラブホでカンパイする二人です。

 

 

嬉しそうに話してくる大学生の隼人くん、
それを聞いているだけでうれしくなっていく夕貴です。

 

 

それからしばしば彼とは合うようになり、
別にエッチだけじゃなく、
買い物や映画にも一緒に行くようになります。

 

 

さながらデートしているよう、
恋愛みたいなことをしていく夕貴、
今までになかった楽しいことでした。

 

 

他人の目からみたら”恋人同士”にしかみえないけれど、
それは違って気心が知れた男友達、
エッチはジムで運動するのと同じですw

 

 

そんな関係が3年も続いたある日、
別れる時がやってきます。

 

 

それは彼から夜に花見に誘われた時でした。

 

 

夜桜がとてもきれいで
二人で一緒に見ていると幸せな気分になる夕貴。

 

 

「美しいねぇ、まるで隼人のイラストみたいだよ」

 

 

お世辞でもうれしい隼人、
でも別れを切り出します。

 

 

「夕貴さん、おれ、一本立ちで生きていこうと思って」

 

 

それは漫画家のアシスタントを辞め、
イラストレーターとして生きていくというのです。

 

 

「ん?じゃあ、ちあき先生のアシスタントを…」

 

 

「俺、気づいちゃったんです、先生のことを大好きすぎるって」

 

 

隼人は、自分が同性愛者ってことに
気づいてしまったということでした。

 

 

女性アシスタントが臨時でやってきて、
そして先生とアシスタント(30話のフィルターの話です)が恋に落ちた。

 

 

するとなぜだか嫉妬してしまう自分がいる、
幸せを喜んでいたはずなのに、
モヤモヤしてしまうのでした。

 

 

夕貴は言ってあげます。

 

 

「ああ、それは恋だよ、隼人は先生に恋してたんだね」

 

 

「・・・」

 

 

エロ漫画家のちあき先生は不器用でした、
そんな彼をサポートして、
彼の成功、幸せを喜んでいた。

 

 

女性がやってきてうまくいくと、
その彼女に嫉妬してしまったのは恋だと。

 

 

「で、でも相手は男性ですよ、性的な目では見たことないし・・・」

 

 

「何言ってんの、自分の気持ちに正直になって、あんた、恋愛できる人だったんだよ」

 

 

泣いてしまう隼人、
そして夕貴は彼を見送ってあげます。

 

 

「この先、もっといい恋愛が待ってるよ、もう、私とつるんでちゃいけないね」

 

 

そう言って、年下の彼との別れ、
夜桜がキレイに舞い散っています。

 

 

見上げる夕貴、
その目には涙があふれています。

 

 

隼人の幸せを願って別れを言い、涙を流した夕貴は
自分も彼に恋をしてしまっていたことに気づけたのでした。

 

 

「なんだかんだいって、自分自身のコトは逆に、全然見えないんだね…」

 

 

彼を正面に座りながら交わるシーン、
夕貴は彼のことがあたたかい存在だったことに気づきます。

 

 

「ああ、私もブライダル部に転身するか!」

 

 

夕貴も恋愛できるようになるために
今の自分を変えようと決意するシーンで終わりです。

 

 

 

 

エロスの種子32話【釦(ボタン)】

 

 

戦時中、まだ若い生娘が
40代男性のところへ嫁がされます。
それは産んで増やせとのお国からのお達しのためです。

 

 

男性との初の交わり・・・
だけど、強く男を支え、そんな少女が成長すると
逆にエロスになっていくところが面白いです。

 

 

以下、ネタバレ含みますので注意して読んでください。

 

【登場人物】

 

 

厚郎

 

まだ戦争に召集されていない40代の男
窯で焼き物を作るのが仕事。

 

 

中村サト

 

小柄で二十歳そこら、初めて会った厚郎へ嫁ぐ。

 

 

戦争でたくさんの男を失った時代。

 


田舎では
病気で戦争に行けなかった男のもとへに
美しい女性が嫁がされることも珍しくありませんでした。

 

 

サトはまだ何も知らない若い女性、
ある日、40代の独り身の男の下へいきなり嫁がされます。

 

 

「ふつつか者ですが、よろしゅうおねがいします」

 

 

三つ指をついて深々と正座しながらお辞儀するサト、
男は最初は冗談かと思っていました。

 

 

「あっ、えーっと、冗談じゃなかったんすね・・・」

 

 

祝い事も式も無しで
その日から夫婦になった二人、
仲人のおじさんは去っていきます。

 

 

「じゃあ、役所に書類はだしとく、これで二人は晴れて夫婦、仲良くな」

 

 

サトは小柄な女性で
まだ見た目は高校生かとおもうほどです。

 

 

でもしっかり者ですぐに釜を指さします。

 

「あれは何ですか?」

 

 

「ああ、あれは釜小屋で、ウチは昔から焼き物を作って生活の足しにしているんだ」

 

 

昔は物々交換で
村の周りの人たちと協力して暮らしており、
厚郎はお皿や器を作っていたのです。

 

 

「村から頼まれた日用品を焼いてるんだ」

 

 

「それだけで生活できてるんですか?食べ物は配給?」

 

 

「まさか、土地はあるから、ここ数年でずいぶんと畑を増やしたよ」

 

 

厚郎は半ば自給自足でやっていました。
裏に回ると畑にいっぱい作物があります。

 

 

「うわぁ、畑っ、ニワトリもいる!」

 

 

お米は焼き物と交換で、
サトに白米を炊いて食べさせてあげる厚郎です。

 

 

戦時中にホカホカの白いお米が食べられるとは
思ってもいなかったサト、
食べながら涙を流してしまいます。

 

 

彼女は貧しい所からやってきたようで
まだ痩せていて背も低い、
子供の様でした。

 

 

(こんな小柄な娘に、産めよ・・・なんて)

 

 

その夜、厚郎はサトを抱きます、
挿入しようとしても、
入口がキッツキツで、彼女は痛そうでした。

 

 

でもガマンして首を横に振るサト。

 

 

(こんな狭くてキツい、痛くないワケないじゃないか)

 

 

挿入を止め、寝る厚郎。
サトは少し気を使います。

 

 

「いいんだ、気にするな、もともとオレは所帯を持てるとも思っていなかったんだ」

 

 

無理に子作りをしなくてもいいと、
そう伝えてあげるのでした。

 

 

次の日、サトは面と向かって厚郎に言います。

 

 

「私は地獄だと思ってここにきました、でも違いました、運が良かったです」

 

 

父からは、言われていました。
病気の男にずっとヤラレ続けるのか、複数の男にずっとやられ続けるのか
つまり、売春宿にやられそうになっていたんです。

 

 

とても気が付いて、よく働くサト、
彼女は厚郎にとても尽くすようになります。

 

 

(この子は聡い子だ・・・)

 

 

「旦那様、朝ごはんの支度ができました」

 

 

朝から早起きし、
身支度もカンペキなサト。

 

 

厚郎
(俺のほうが、運が良かった・・・)

 

 

そして厚郎は窯場にいくと、焼き物をチェックしています、
するとサトが聞くのです。

 

 

「こんなにたくさん、売るのですか?」

 

 

「違うんだ、釜にいっぱい並べておくと熱がいきわたっていいのさ」

 

 

すると焼き物が並んでいる前に、
ボタンのようなものがいくつもおいてあります。

 

 

サトはそれを指さして聞いてみると、
厚郎はボタン(釦)も依頼されて作るようになったというのです。

 

 

「そんなモノまで足りていないなんて・・・」

 

 

「まぁな、一個一個を形どるのが手間でなぁ」

 

 

そのとき、厚郎は”ボタン”の言葉で
あることを思い出します。

 

 

それは戦争にいった親友との酒場での会話でした。

 

 

親友の佐吉
「独身のおまえに教えといてやる、女はな…ボタンを一つ一つ外すようにほどいていくんだ」

 

 

40にもなって素人童貞の厚郎に、
佐吉は女のてほどきをアドバイスしていたのです。

 

 

「女のカラダにはボタンがある、それを一つ一つゆっくり外していくんだよ」

 

 

サトは抱かれていいと思っていますが
カラダは処女で緊張していて
濡れずにうまく入らないのです。

 

 

飲みのあと、
家に帰ってサトの寝顔をみる厚郎。

 

 

サトは枕を横に、
厚郎の方を向いて目をとじ、
口をむけて寝ています。

 

 

(いつでもキスしてもらっていいよう)
顔を赤らめて寝ています。

 

 

サトの事を気遣う厚郎、
彼女の頭を少しだけ撫でて抱かずに眠るのでした。

 

 

交わる(子作りできず)ことがないまま、
戦争は悪化していき、
田舎にも空襲が来るようになります。

 

 

 

「厚郎さんこわい!」

 

 

「大丈夫だ、奴らの狙いは大都市か軍事施設さ」

 

 

”ドーン、バラバラバラ!”

 

 

爆撃機が田舎にも爆弾を落として帰るのです。
余った爆弾を、まるで楽しむかのように・・・。

 

 

村人の何人かは機銃掃射で打ち殺され、
夜は明かりを付けずに暮らすようになる二人。

 

 

そんなおびえて暮らす毎日のなか、
親友の佐吉がやってきます。

 

 

「どうした、こんな夜遅くに!」

 

 

「俺に赤札(国からの招集)がきた、さすがに3度目は生きて帰れないかもな」

 

 

最後にお別れの挨拶を言いに来た佐吉でした。
それは1945年の梅雨の時期でした。

 

 

「ついてねえよ、40才だから兵役免除だとおもってたのに」

 

 

国は兵隊が足りず、
中年男子にも召集をかけてきたといいます、
もしかしたら、肺病だったお前にも招集がくるかもというのです。

 

 

「お前にも召集がくるかも、そうしたらこの国は終わりだ、覚悟しておけよ」

 

 

サトは陰で心配そうにそれを聞いていました。

 

 

 

最後の挨拶をして去っていった佐吉、
それから1か月後、
彼の戦死の知らせが届きます。

 

 

 

骨壺に何も入っていないまま、
彼の葬儀が行われ、
家族と友人で田んぼの道を参列して歩くのでした。

 

 

昔は戦死者の骨などもなく、
骨壺のなかは空のままです。

 

 

(佐吉・・・次は俺かもな・・・)

 

 

そんななか、サトは窯場にあるボタンを見て不思議に思います。
キレイな桜のボタンの焼き物があるのです。

 

 

「厚郎さん、このボタン綺麗・・・」

 

 

「ああ、それな、学生服の金ボタンの代用だ」

 

 

そのころ、軍はありとあらゆる金属を没収していました。
そのなかに学生服のボタンも没収されていたのです。

 

 

厚郎は学生が卒業するときに
ボタンがないのはかわいそうだと、焼き物でボタンを作っていたのでした。

 

 

「学生のボタンで、鉄砲の球がいくつできるってんだよ!」

 

 

空から大量の爆弾を投下してくる敵、
戦争も勝てるわけないと嘆く厚郎です。

 

 

そんな中、とうとう厚郎にも招集がかけられます。

 

 

それは1945年、夏の真っ盛り、
戦争が終わる間近です。

 

 

「サト、ごめんな、お前を未亡人にしてしまう事がオレの心残りだ」

 

 

するとサトは言います。

 

 

「私、厚郎さんの子供が欲しい!」

 

 

抱いて欲しいと懇願するサト、
厚郎は、佐吉が言った言葉を思い出します。

 

 

(女のカラダはな、ひとつひとつ、
丁寧にボタンを外すようにほぐしていくんだ)

 

 

厚郎は緊張でいつもカチカチのサトのカラダを、
丁寧に愛撫していきます。

 

 

(釦だ・・・)

 

 

彼女の乳房の先端のボタン、
回すように優しく、ゆっくりと愛撫します。

 

 

サトのカラダも次第にほぐれ、
蜜が下からあふれて
入り口も大きく開いていきます。

 

 

キッツキツの入口が熱く柔らかくなり
液が滴り落ちるほどです。
すんなりと厚郎のモノを飲み込んでいきます。

 

 

「んっ、くぅう」

 

 

厚郎の背中に手を回しながら
しっかり抱きついています、
すると合体している最中に空襲が来るのです。

 

 

(ウゥ〜〜!空襲だ!!)

 

 

ハッとする厚郎、
でもサトはそのまま入れてといいます。

 

 

 

「ダメッ!厚郎さん、このまま続けて」

 

 

自分はこのまま繋がったまま死んでもいいと
涙を流しながら訴えるサトです。

 

 

「さ、サト・・・」

 

 

二人はまわりの空襲警報がなる最中、
深く唇を交わしながら
奥深くまで挿れてもらいつづけるのです。

 

 

サトはいろんな体位で
中に出し入れしてもらっています。

 

 

何度もイキ果てた次の日、
空襲はおわり、村長がやってきました。

 

 

村長
「なんだおまえら、真昼間からだらけとるぞ」

 

 

やりまくった二人は
すこしだらけない服装で畳でゆっくりしていました。

 

 

村長はラジオを聞けと言います。

 

 

「今から重大放送があるんだぞ」

 

 

それは終戦の知らせでした。

 

 

「えっ?これは、、私は明日招集されるんですよ」

 

 

村長
「心配するな、もう戦地に送られることはないだろう」

 

 

厚郎は戦地に駆り出されずにすみ、
死ぬことはないと思うと
サトはとてもうれしく思います。

 

 

「厚郎さん、良かった!良かったぁ〜!」

 

 

「何でもっと早く・・・!俺だけ・・・」

 

 

確かに厚郎は強運の持ち主でした、
戦争にも駆り出されず、
そしてサトというとてもいい若い美しい女性が嫁いでくれたのです。

 

 

(戦争中でなければ、こんなイイ嫁はもらえなかっただろうな)

 

 

彼女との間に3人の子供が産まれ、
とても幸せな家庭を気づきます。

 

 

厚郎は老人になって窯場で器を焼いています。

 

 

 

「佐吉・・・」

 

 

それは自分だけ幸せになって
死んでいった親友に対して後ろめたい思いでした。

 

 

その時代を忘れないため、
いまでも焼き物のキレイなボタンを作っている厚郎です。

 

 

 

エロスの種子33話【エンゲージ】のあらすじ

 

 

【アロマンティック】という
恋愛感情というものが理解できない
セフレ関係だった二人の男女のお話。

 

 

時を経て
二人は二人だけの他人とはちょっと違う幸せになれる方法
それは、父性愛と母性愛だけで結婚できるというお話です。

 

 

内緒で子供を産んで育てていた夕貴、
隼人もこどもの笑顔を見て
父性愛を感じた瞬間が感動です。

 

 

以下、ネタバレ含みますので注意して読んでください
【登場人物】

 

夕貴

 

恋愛できないドライな20代後半の女性、
かつてのセフレ、隼人と別れ
ウエディングプランナーとして活躍している。

 

 

隼人

 

超イケメン。女性とセックスは好きだが
恋愛はできない。
イラストレーターとして独り立ちした20代半ば。

 

 

セフレだった隼人と
夜桜を見たのが最後、
あれから4年が過ぎています。

 

 

夕貴は立派なウエディングプランナーとなって、
いまは訪れてくれるカップルを
幸せな瞬間に導いてあげていました。

 

 

その中である日、
隼人が紹介してくれたカップルが来てくれます。
それはエロ漫画家のちあき先生と女性アシスタントでした。

 

 

「こんな僕に、こんなおめでたいことがあるなんて数年前は信じられませんでした」

 

 

彼は女性アシスタントと婚姻届けを出していました、
そして彼女の方は妊娠していて、
マタニティドレスを着せてあげたいという要望だったのです。

 

 

実は結婚式はあげないつもりだったちあき先生、
なぜなら、家族から縁を切って
エロ漫画家の道を歩んでいたからでした。

 

 

「やっぱり、近しい人には報告を兼ねてお披露目したいと思って…」

 

 

結婚式の招待名簿は
ほとんど彼女の方の身内や友達が多いようです。

 

 

ちあき先生の方は近い友人だけ、
つまり、彼は彼女のために結婚式をあげたい、そう思ったのでした。

 

 

「友人からの紹介でココがいいとのことで来ました」

 

 

夕貴
(友人・・・・)

 

 

かつてのセフレだった隼人が紹介したことは
彼の”ちあき”という名前と
”漫画家”という職業で推測できました。

 

 

 

隼人は夕貴のことを”友人”と言って
紹介していたのです。

 

 

すこし残念なきもちがよぎりながらも
夕貴は以前、
経理事務でみすぼらしかったときとは大違いで、
美しい顔立ちと笑顔で対応しています。

 

 

「心をこめて、御式のお手伝いをさせて頂きますね♪」

 

 

そして仕事が終わって4年ぶりにセフレだった
隼人に連絡をしてみます。

 

 

(久しぶり、今日ちあき先生がウチのブライダルに来たよ)

 

 

ラインするとすぐに既読に、
そして返答がすぐに来ます。

 

 

(今、ホテルのラウンジにいるんだ、会える?)

 

 

隼人は夕貴が働くホテルのラウンジにいるといいます。
降りていくとロビーに彼が座っています。

 

 

振り向くと、
彼は20代半ば以降になっていましたが
変わらず超イケメンです。

 

 

「夕貴さん、お久しぶりです」

 

 

(うわぁ、久しぶり見てもやっぱイケメン・・・)

 

 

「隼人、変わんないねぇ・・・」

 

 

少し恥ずかしくもなるくらいの笑顔に、
夕貴は焦りながらも普通に話します。

 

 

久しぶりに会った二人、
ちょっとイイ感じで話しそうと思いきや、
夕貴は急いで走るのでした。

 

 

「ちょっといけない!託児所のお迎え時間だわ」

 

 

「ええっ!?」

 

 

ホテル内の託児所にいくと、
そこには夕貴の娘(3歳になる)がいます。

 

 

「ほうら、お友達で隼人くんだよ」

 

 

人見知りな娘は恥ずかしそうに
夕貴の胸に顔をスリスリしています。

 

 

「えっ、3歳ってことは・・・」

 

 

隼人は別れた4年前からを考えると
もしかしたら自分の子供かもしれない、
ちょっと焦りながら聞こうとします。

 

 

話を折るように、
自分のマンションに案内する夕貴でした。

 

 

「違うわよ♪子供が寝てから、話なら聞いてあげる」

 

 

娘を寝かしつけてから
二人は久しぶりに話します。

 

 

直球でいきなり聞いてしまう隼人です。

 

 

「夕貴さん、美羽ちゃんは僕の子!??」

 

 

「そうかもしれないし、違うかもしれない、あの頃はあなた以外にもセフレがいたからね」

 

 

そして、父親は誰でもいい、
自分に母性愛というものがあり、
とても妊娠したときにうれしかったと言います。

 

 

「私にも愛があったのよ、とてもうれしかった。父親は誰でもいいの」

 

 

自分だけの子供だと、
そういう夕貴、
隼人は圧倒されるほどでした。

 

 

「やっぱ、夕貴さんカッコイイや・・・」

 

 

いっぽう、隼人はちあき先生の元を離れていました。
なぜなら、新しく来た女性アシスタントさん
とちあき先生の恋が芽生えたからです。

 

 

自分は邪魔と思い
独立したのでした。

 

 

そのとき、無性に夕貴に会いたかったといいます。

 

 

しかし、売れなイラストレーターとしては恥ずかしく、
立派になってから・・・
いまはある程度立派になったといい、会いに来たのでした。

 

 

「まぁつまり、私とセックスありの友達関係に戻りたいの?」

 

 

甘えるしぐさで頷く隼人、
そのイケメンさに、久しくキュンとする夕貴ですw

 

 

「もう・・・」

 

 

キスしようとする二人、
すると娘が起きてしまいます。

 

 

「ママーw、ふぇ〜ん」

 

 

向こうの布団で、起きて泣き出した様子、
キスする寸前で中断です。

 

 

抱っこして娘の面倒を見る夕貴です、
3歳の可愛い娘は指をチュパチュパしています。

 

 

そんな指のチュパチュパが、
ちょっと変わっていて、中指を薬指の2本でしているのです。

 

 

それを見てハッと思う隼人でした。
彼は姿を消します。

 

 

「あれっ、隼人・・・どこに」

 

 

夕貴は黙って帰った隼人が少し気になりながらも
娘との面倒があるのでそのまま終わります。

 

 

数日後・・・。

 

 

夕貴がラインで連絡しても
既読スルーになってしまう隼人、

 

 

しかし数日後に現れます。
それは大きな花束とビシっと決めたスーツ姿でした。

 

 

いつもの河川敷の公園で
可愛い娘を見ながらくつろいでいる夕貴にもとに
隼人がプロポーズをしに来たのです。

 

 

花束を持ってイケメンがスーツ、
夕貴のもとへやってきます。

 

 

「なんだw何の芝居だよ」

 

 

「いやぁ、ちょっと公園に行くのをみかけたものでw」

 

 

実家に行っていたという隼人、
そして自分の小さいころの写真を見せるのです。

 

 

それは夕貴の娘と同じ指しゃぶりをしている
隼人の3歳のころの写真でした。

 

 

隼人は言います。

 

 

「夕貴さん、みうちゃんは僕の子だよね?」

 

 

「・・・・わたし、2つウソをついていたわ」

 

 

1つ目は、あの頃は隼人以外とは誰もセックスしていなかったこと。

 

 

「だから、父親は間違いなく隼人だよ」

 

 

隼人に責任を感じてもらいたくなかったからでした。

 

 

2つ目は、夕貴は隼人と出会ったころ
ウエディングプランナーではなかったということ。

 

 

実はダサイ地味な事務職だったのに
セフレの隼人にはかっこつけたくてウソを言っていたのです。

 

 

夜桜を見た別れのときに、
ウエディングプランナーになると誓って
4年経った今、ギリギリ間に合っていたのでした。

 

 

今は結婚式を立派にプランしてあげています。

 

 

ちあき先生の結婚式を見ながら、
招待されていた隼人はプランナーの夕貴のもとへ。

 

 

「いい式ですね」

 

 

「うん、お手伝いした甲斐があったわ」

 

 

そして二人も、ココで指揮をあげようと
バレないように手をつないでいるのでした。

 

 

「ちあき先生ご夫妻、きっとびっくりするわよw」

 

 

恋愛はできない二人だったけど、
母性愛、父性愛が強かった夕貴と隼人でした。

 

 

二人は結ばれてハッピーエンドです

 

 

以上、エロスの種子7巻のあらすじ・ネタバレでした!

 

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